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第42回 全日本実業団東日本サイクルロードレース大会

2008年4月27日(日)会場:群馬県みなかみ町・群馬サイクルスポーツセンター6q周回コース
天気:くもりのち晴れ
女子競技:54キロ=6キロx9周
エントリー:27名 出走:25名 完走:17名 結果:12位

実業団レースで昨年度にあった女子選手が男子のBR-2のカテゴリーで走れる「BR-2女子」が今年廃止され、
女子もポイントランキングが始まった。
すでに実業団レースのシーズンも始まり、参戦した選手にはポイントが加算されている。
ランキングが付くことで張り合い、競い合い、よりレースへの志が高められるであろう。
そして私にとっては、BR-2男子と互角に戦える実力を持った女子選手と走ることになる。
エントリーはジャパンカップ並みの強い選手が揃い、厳しいレースが予想された。

12:20 BR-1のスタートに続いて、女子がスタート。
ヘアピンカーブを集団で下る。
群馬のコースは、昨年3回走っているからわかっているつもりだった。
しかし時間が経ちすべて覚えていなく、スピードのある集団走行に不慣れな感じで走る。
無駄なブレーキが多い。

3周目のヘアピンが終わりストレートで豊岡選手がアタックをかけた。
そのパワーを間近でみて、力の差を感じた。
調子が良ければギヤをかけただろう。体は反応できなかった。
20人弱の集団も追わない。
私は体調不良のまま心拍が上らなく苦しくて、集団から遅れた。

その後、2周くらいしてからペダルが回るようになった。
コースも入る角度とかスピードとか慣れてきたが、苦しいのは変わらない。
下ばかり見てしまい、調子は悪いままだ。
苦しいときには、思考がどんどんマイナスになっていく。
「アタックを3回以上かける」今回目標に掲げていたけどアタックをかけるなんて程遠い。
ただ走っているだけで精一杯。
気持ちも弱くなって、ウチに帰りたいって思うほどだった。

最終周の心臓破りの坂で声援に交じり聞こえた。
「ギヤをかけろっ!後ろと切れるぞ!」
カツカツとギヤをかけた。
重くなったペダルを踏み込む。
足の筋肉が引き裂けるような感じがするけれど、
「あれっ?できる。スピードでるじゃん。」
ゴールへ向かった。

終わってみると、終盤ツリ気味だった足のダメージがなく、
まだ力が残っているようだった。
もっとできたんじゃない?私。
次には、きっとできる、ぞ!

「ダメだった〜。」
総監督へレースの報告する。
「ただ、(練習で)走っていればいいってもんじゃないんだ。ちゃんとやんなきゃダメだよ。
いろんな走り方をやるんだよ。
・・・中略・・・(今回のアドバイスは長い。)
わかるかな〜?!今度ウチへ来い。講習してやっから。」
思い返せば4月の練習は、走っているだけだった。
練習もレースも見ていないのに、よくわかるなーといつもながらに思う。