なくはない落車のこと

事故と同じくダメージが残る、落車について。
なかなか伝えにくいですが、ロードバイクに乗っていて絶対ない、とはいえません。

●落車の原因
私がムチャしていた頃は、何度も転びました。
ケガの多くは、擦過傷でした。
同時に「あ~あ、やっちゃったー」という虚しさが残ります。
それと、ジャージが破れたり、ヘルメットが割れたり、バイクへの影響もあります。
単独での落車は、頭で思っていることと体力が合っていなかったと振り返ります。
そのようなことから原因は、「過信」が多いようです。
気持ちだけが大きかったり、疲れていることに気づかなかったり、できることよりも高度なことをした時や状況の方が上回ってしまった時、起こりやすいです。
自分だけでなく、周りもそういった原因だったと言います。
なので体力がつくとともにテクニックを上げていくことは必要です。
また、集中力が落ちた時。
そしてスピードが出ていれば、ケガが大きくなります。

●両手をハンドルから離さない。
もしも、あってしまったら、手はハンドルから離さないようにします。
身体の中心部(心臓、内臓など)は守られます。
手を離してしまうと、ハンドルやステム、あるいは、ガードレールなどに当たってしまいケガが大きくなるかもしれません。
瞬間的に手を路面につくと手首骨折になりかねません。
手首骨折は何かと不自由になるでしょう。
私は鎖骨骨折をしましたが、ケガでは軽い方で、普段の生活に支障は少なく自転車生活に早く戻れました。
頭の隅にでも覚えてもらえたらと思います。

●接触落車について
グラついた走行の後輪と後ろを走っていた前輪がハスると、落車につながります。
よくホイールを押し返すと聞きますが、私はできたことはありません。
一人ひとりが気をつけて、防ぎましょう。
ブレた走行、フラついた走行、スピードが安定しない、などしないように。
登りでも、シッティングからダンシングに変わった時やギアチェンジした時、スピードが一時的に変わるので、前の人のようすを見て、後ろの人は注意しましょう。
○基本は、まっすぐ走ること。一定のスピードで走ることです。

■クラッシュや落車などの転倒で、頭に強い衝撃を受けた場合
脳外科へ行ってレントゲンをとって確かめましょう。
少しの不安があったら行ってみて、何もないとわかった方が安心です。
頭痛、吐き気、視力の低下、発熱などないか、1ヶ月間くらいは、様子をみた方がいいでしょう。

■落車の教訓
1.必要最低限以外のものも少し持つ
荷物はできるだけ最小限にしていますが、山の中は家もなければコンビニもありません。
もし救急車が来るような事態になっても、何時間かかるかわからないでしょう。
バンドエイドや止血にバンダナ、手ぬぐいなど持つ。
また止血方法も知っておく。できれば尚よい。

2.走行中は、話しかけない
何か伝えたいこと、おしゃべりは、休憩や止まった時にする。
走行会ではカメラ撮影がNGなのも、見る神経がカメラを撮る神経になってしまうからです。
走りながらしゃべるとそっちに神経がいってしまいます。
前後のサイクリストや車の動き、道路の状況を見るのに神経を使います。
ロードバイクに乗ることは、ボディーがある車と違い、体を守るのは、自分の運転操作です。
安全走行に集中しましょう。

3.エネルギーの補給について
お腹が空き過ぎて落車というのがあり、これが私だけでないので、その傾向は少なくないです。
そうなるのも低血糖の状態だと思います。
集中力が低下したり、判断力が鈍ったり、平衡感覚が保てなかったり、眠気がおそったり、、、そうなると、持っている食べ物を食べることもままならず、そういう状態に気づけなかった、ということになります。
「50キロ走る」ということが、一人で走る時と、仲間で走る時とは、走り方にもよりますが、エネルギーの消費は違います。
体力がある時の50キロと、全然走っていなかった時の50キロとも違います。
これが、夏と冬でも違ってきますし、年齢を重ねてくると感覚が変わっていきます。
そういう変わりゆく体の状態を自分でわかること。
エネルギーを消費したなーと思ったら、早目に補給食を一口でも入れると、落ち着いて集中して走れます。
また、少しでもお腹に入れとけば疲労も軽くすみます。