空気の層、空気の室

今朝の気温は、4℃。
路肩には雪が残り、風が少しあって寒い。
「わかった、空気の層を作ればいいんだ」
と、先日教えてくれたSさんの着合わせをしました。

寒くなるにつれ、段階があるウエアの着こなし、その5応用編2

Xライトシリーズノースリーブ + アイスカーボンロングスリーブ+ネットシリーズロングスリーブ
ジャージは、裏起毛の長袖。強度は、中よりやや低め。
走り出して、しばらくしてウィンドブレーカーを脱ぐと、ちょうどよく温かい。
ウィンドブロックタイプのジャージを着ると、かえって内側で温かさがこもって、汗が戻り、汗冷えしてしまうことがあります。
アンダーの組み合わせで空気の層を作ることで、運動熱と外気がコントロールして、ちょうど良くなりました。

Xライトシリーズ、ネットシリーズの布地は、「メラクロンメッシュ」による空気室が作られています。
この空気室がエアコンディションの役目をしています。
さらに良く見ていると、1本の糸は、メラクロンの繊維が何本も絡まっていることがわかります。
この絡まりが小さな空気室を作っているのです。
Dryの特徴、乾いたり、温めたり、という働きは、水分吸収率が0.05%というメラクロンの素材と、その繊維が絡まっている糸、編まれているメッシュでできた空気室の集まりでできています。